introduction
**前回までのあらすじ**
声を取り戻して欲しいと、依頼してきた屋良。
友人と喧嘩した事が、声を失った原因だとして、屋良も友人もよく知る町田を先頭に、友人「米花」を探し当てる。
その頃、屋良に話を聞いていた大野が、米花の一言が屋良の言葉を失わせたのだ、と気がつく。
町田達が連れてきた米花に尋ねても、言った言葉を覚えていない。
言われた屋良も記憶を封印してしまっていて、決定打になった言葉がわからないまま、時間が過ぎていく。
その時、萩原に出された抹茶が原因で言い争っていた大野と町田の台詞に、屋良が微かに反応をしめした。